まず、作り元の当のロレックスが「俺、もういやだ」ってメンテナンスは匙を投げている

まず、作り元の当のロレックスが「俺、もういやだ」ってメンテナンスは匙を投げている。 これが大問題(笑)

中の機械も気になるし、問題は外装。 パーツを仕入れるのに高くつくから、時計屋さんもこの時計を買い取る時は真剣勝負!!

ヘタに変なとこがあれば、どうしてもむちゃくちゃ高くつくパーツ代を考慮に入れて買い取らざるを得ない。

だから、あるお店で買った手巻きデイトナを、違うお店で買い取ってもらおうとすると、意外と低い査定に驚くこともある。 中の状態とかわからないし、パーツとか必要な場合に備えてあまり高い買取価格を提示できない。

以前に購入した同じお店で買い取ってもらうのならば、まだ素性がわかっているのでマシみたい。

時計屋さんが提携している修理工房も、この手巻きデイトナを嫌がるところがあるらしく、バカみたいに相場が高い割にはメンテナンスや買取りなどで非常に不利な側面を持っている鬼門的なヴィンテージです。

でも、そこを乗り越えてそれでもさらにこの時計を欲しいというのであれば、それこそ本物の時計愛です。

でも、このデイトナ・エル・プリメロの場合、高いとは言ってもそこまでの事態にはなっていないんですよね。

時計本体の市場相場はやはり高いですが、まだ日本ロレックスもメンテナンスを受け付けているし、中の機械もゼニス社のエル・プリメロにロレックスが色々手を入れているとは言え、時計店が提携している修理工房でもフツーに対応できるレベルとのこと。

そして、使って嬉しい5桁クオリティー。

4桁のヴィンテージ・ロレックスになると、その個体の年代的な要因とか、その個体にメンテナンスを施した修理工房によって、使い勝手が異なってくる。

一番不安なのが防水・・・。 年代によっては、過去からメンテナンスを繰り返すうちに、傷を消すために研磨をかけまくった挙句、ケースが痩せてきて防水性を確保できないとか・・・。

修理工房によっては、その工房さんの事情なのかどこまでメンテナンスを施すかによって、これまたその個体の防水性が変わってくる・・・。

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